先日のメンテナンス案件のおはなしです
ロードバイクをお持ちいただいてご来店、伺うと「変速の調子が悪くて自分でいじっても改善されない、購入先も閉めてしまって困ってます」との事でお預かりして確認作業開始
確認すると色々と気になる箇所が「固定箇所」緩み、リアディレイラーとフレームを繋ぐ「ディレイラーハンガー」(写真黄色〇の赤いパーツ)の固定ボルトが緩んでました
ボルトが緩むと変速位置が変動したり、最悪脱落したり、ディレイラーやホイールの損傷を招くことになり、走行不能にもなりかねません
ディレイラーハンガーはフレームの破折防止の為別体式になってます
メーカーや車種によって形状が異なるのでディレイラーハンガーはお守り代わりで持っておいた方がいいパーツです
後ろギア(スプロケット)も若干緩んでましたので増し締めしてチェーンをチェックするチェーンの摩耗(伸び)も確認、要交換のレベルでしたので交換させていただきました
チェーン交換後試乗してリアスプロケットをチェック、歯飛びは起きなかったので今回は洗浄で対応
歯飛びを起こした際はリアスプロケットも交換になります
変速をあまりしない方は偏摩耗が進行してますので要注意です
今回はクランクがシマノ11速ロードクランク無償点検の対象品でしたので洗浄、分解し確認させていただきました
今回は異常ありませんでした 無償点検の詳細は こちら
ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクはじめスポーツ自転車は定期的なメンテナンスが必要です
様々なご事情で点検、メンテナンスに出せるお店がない方はご相談ください
可能な限り対応させていただきます(一部対応できないケースがありますのでご了承ください)